こんにちは。OZfarmです。
今回の記事は、季節の変わり目で体調を崩しがちという方や、最近なんとなく体が重いと感じる方向けに書いています。
病気とまではいかないけれど、なんとなく体に不調を感じるときは、自律神経の乱れが体調に影響を及ぼしている可能性があります。
今回は自律神経の乱れから起こる疲れ・だるさその原因と対策を見ていきます。
自律神経とは

そもそも自律神経とは、体の働きを調整する神経のこと。
自律神経には、体を興奮状態にして働きを活発にしてくれる交感神経と、反対に体をリラックスさせて休ませる働きをする副交感神経というふたつの機能があります。
正反対の性格を持つ二つの神経が、バランスよく働くことで体の調子を調整しています。
一般的に交感神経は昼、副交感神経は夜に活発になるとされています。
自律神経が乱れるとどうなる?
二つの神経、交感神経と副交感神経のバランスが崩れると心身にさまざまな不調を引き起こします。
体の調子がベストではないため、体内の免疫機能が十分に働かないこともあり、風邪をひきやすくなってしまうこともあります。
ほかにも、疲れが体にたまってしまい、心臓がどきどきしたり、だるさやしんどさを感じてしまうこともあります。
改善に適した栄養素
自律神経が乱れている人は、胃腸の働きが弱まっているといわれます。そこで、ここでは自律神経の乱れを改善するのに役立つ食べ物の栄養素を紹介します。
食物繊維
おなかの調子をよくして胃腸をきれいにしてくれる成分です。こんにゃく、藻類、ごぼう、きのこ類や豆類に多く含まれています。水溶性と不溶性があり、水溶性の食物繊維は脂肪や腸内環境を整えるのに役立ち、不溶性の食物繊維は健康的なお通じを助けてくれます。

クエン酸
梅干しに含まれる成分です。
先ほど述べたように、疲れやだるさを感じるときには胃腸の働きが弱まっている可能性があります。食べ物から酸味や辛味などの刺激を受けることで、胃腸は活発に動きますので、弱っている内臓の働きを盛り上げてくれます。そのため、梅干しには内臓の負担を減らす疲労回復効果も備わっています。
梅干しのような酸味の強い食べ物を食べた後は、副交感神経がよく働いて、興奮しにくくなるとも指摘されています。
簡単にできる自律神経の乱れ改善法
他にも、ちょっと意識するだけで簡単に自律神経の乱れを改善する方法がありますので、こちらも紹介していきます。
コーヒーや栄養ドリンクを控える
疲れた時には、栄養ドリンクやコーヒーで体を無理に元気にさせようとするかもしれませんが、それでは体が興奮してしまい、自律神経の乱れにつながります。かえって体が休まらない、という逆効果を引き起こしかねないので、夜間は多量のカフェインや栄養ドリンクの接種は控えたほうが体にはいいようです。
よく噛んで食べる
食事中は副交感神経がはたらきやすく、体がリラックスしやすい時間です。食べることに集中してよく噛むことで、消化吸収が良くなり、胃腸への負担を減らすこともできます。
深呼吸をする
呼吸が浅くなっているときは、ストレスや疲れをためこんでいるときの特徴のひとつです。
意識してゆっくりと深呼吸をすることで、副交感神経がはたらいてからだをリラックスさせることができます。
まとめ
梅干しの栄養素・クエン酸は自律神経の乱れに役立つという内容をご紹介しました。
副交感神経を働かせて体をリラックスさせることができれば、睡眠の質もよくなり体をゆっくり休めることにもつながります。
本来休めるときにしっかり体を休ませるためにも、食事選びやちょっとした意識をしてみるといいかもしれません。季節の変わり目や環境の変化で疲れが出やすくなる時こそ、心と体に落ち着きを与えて自分をいたわってあげたいですね。
